監査役のクライシスコミュニケーション 危機発生時には何をなすべきか

月刊監査役6月号に法政大学の上野教授が「監査役のクライシスコミュニケーション 危機発生時には何をなすべきか」を書いておられる。

監査役がなすべきこと、と言うよりは、経営者がなすべき事であり、監査役としては経営者の行動が適確であるか監視する事になると思われる。
先生の言われることに対して、実際にどう言う事が障害になるか、拙い経験を反省しつつ振り返ってみる。

危機を乗り越えるためには
①全てに万全を尽くそうと思うな
 ・・しかし、上への報告のため必要と思われるあれやこれやの情報を、忙しい現場に聞いてしまう。
②敵を知り己を知らば百戦危うからず
 ・・何故発生したのか、自分の責任は・・など、復旧に不必要なことを優先する。
③早期報告の励行
 ・・報告を受けたら、上司の前で叱って見せて、責任を現場に押し付ける。
④積極的情報収集
 ・・現場に行くと都合の悪いこともあるだろう、などとつまらぬ気遣いをしつつ、情報を現場に催促する。
⑤情報判断は相手の立場で
 ・・世間の非常識である会社の常識を優先してしまう。
⑥勇将の下に弱卒なし
 ・・トップが現場に行くのは良いが、長く居続けて全てを掌握しようとするため、現場が自分で判断しなくなる。
⑦現場に明確な方針を
 ・・問題にならないようにうまくやれ、などと隠蔽を示唆するかのような指示を出す。
⑧慎重とは何もしないと同じこと
 ・・方針を示すでもなし、現場に任せるでもなし、しかし結果だけを叱る。

なんてことにならないために、責任を持って具体的な指示を出し、情報を共有していく必要が有りますね。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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