会計監査人の解任

6月15日の日経新聞に会計監査人を解任した事例が掲載されている。

有価証券報告書 日本風力提出遅れる 
従業員が不正な覚書を交わしていたが、日本風力開発は覚書が取引に影響を与えたと認められないとしたが、新日本監査法人は「疑義が払拭されたとは言い切れない」としたため解任した。後任の一時監査法人には やよい監査法人を選んだ。
6月30日に開く定時株主総会では決算が報告出来なくなったため、7月29日に継続会を開く。
これに伴い東証は日本風力を監理銘柄(確認中)に指定した。


会社法340条では次のとおりである。
会計監査人が次のいずれかに該当するときは、監査役会は全員の同意により、解任することが出来る。
・職務上の義務に違反し、または職務を怠ったとき。
・会計監査人としてふさわしくない非行があったとき
・心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えないとき

はて、今回は会社と会計監査人の見解が違ったようですが、それは義務違反または任務懈怠と言えるのでしょうか。
今後出されるであろう「監査役会の監査報告」「やよい監査法人の監査報告」「新日本有限責任監査法人の意見書」をフォローし、それぞれがどう判断したのかを学んでいきたいと思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール

新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード