ドイツ企業BOSCHの企業文化

ドイツ企業BOSCHの日本法人に勤務する人に、経営形態を聞いたところ次の回答を頂きました。
公開会社法の従業員代表監査役はドイツを参考にするところが大かと思うけれど、非公開会社のガバナンスのあるべき姿としても、非常に参考になる。

ドイツ法人と日本の会社の違いですが、ボッシュは非常に異例の会社(社外に株式を公開していません)なので、その他の一般的なドイツの会社と比較できるかどうか分かりません。
ボッシュジャパンのホームページにその説明図が載っていましたので、リンクを貼っておきます。

これを見ていただければ分かるように、ボッシュの場合は三権分立のようになっており、議決権がないため社長が独断と偏見で暴走できない仕組みとなっています。("ロバートボッシュGmbH"が我々が勤めている会社です。)
また創業者家族がヨコヤリを入れられないようになっていたり(持ち株が低いため)、一般株主からのヨコヤリも入らない(株式一般公開していないため)ようになっています。
これはいいシステムだと思いますが、金が潤沢にあるためにできる構造であり、通常はなかなかマネができないかと。
株式公開するのは資金確保のためですから。

ボッシュの場合、監査役はロバートボッシュ工業信託合資会社が行っており、この監査役員は元ロバートボッシュGmbHの取り締まり役が退任した後に担当しております。
ここは議決権がありますが、株をもっていません。
ホームページに書いてあるように、何かが欠けており全権を掌握する部署がないため、資本と経営の分離を行っています。
一般的なドイツでの監査役というのはGoogleで調べたら、結構出てきましたよ。


彼に紹介いただいたドイツでの監査役の中で
ドイツにおける監査役制度の概要と展開 2008年5月15日 東京大学 神作裕之
が詳しいが、URLを見ると日本監査役協会の有識者懇談会の資料のようだ。
はて、これほど貴重な資料があまり紹介されていないのは実にもったいない。
さらにウォッチして行きたい。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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