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月刊監査役熟読部会

9月8日に北陸監査実務部会月刊監査役熟読部会を開催。

月刊監査役8,9月号から
1.「新任監査役のための早分かり会計講座」田中弘教授
 ・非常に分かりやすく勉強になった。
 ・先日の田中先生の「IFRSを読み解く10のカギ」が強烈だった。経営者がIFRSについて批判的なので大いに参考としている。
 ・四半期の決算短信でも〔日本基準〕と書かされているのは差別に感じる。
 ・会計基準の改正はPLによる努力、株の持ち合いなど日本の企業文化を大切にして欲しい
 ・個別決算に適用すると子会社が多く大変な労力となる
 ・先生は9月1日に「IFRSはどこへ行くのか」という本を出しておられるのでご参考に。

2.「リーマンブラザーズのコーポレートガバナンス」安江英行弁護士
 ・経営判断の原則に守られ経営陣の責任を問うことは出来ない、との結論は不可解
 ・Rep105をオフバランスにすると言うのが分からない。
 ・話は飛ぶが、タカチホという会社が分配可能額を超えて違法配当したことで最近話題になっている。取締役、監査役、会計監査人の責任が問題になるが、興味深い。
 ・取締役会で配当原資について文書化するよう監査役から常に言っている。
 ・問題点は内部統制が不十分だと言うことか。

3.「監査役監査資料集」日本監査役協会編
 ・法律や監査基準が時々変るが文献探すのに時間がかかるが、この資料集は参考書としてよい。
 ・日監協中部支部の監査役監査実務のチェックリスト集(CD-ROM)は、チェックシートの横に法令が整理され分かりやすい。

4.「監査役のための内部監査入門講座」別府正之助元監査役
 ・内部監査部門との連携状況について、各社状況を説明
 ・この講座を社内の内部監査部門に輪読させた。
 ・「三様監査は理解されない」はショックだった。
 ・当社の監査は内部監査部門と一緒に往査に行き、講評も一緒に行っている。
 ・8月号P33でコンサルティング活動を追加されたとあるが、当社はそうしている。
 ・内部監査部門は年間計画や進捗状況などをチェックするが、業務に干渉しすぎ。現場の実態を見るだけにして、部門指示とダブらないようにすべき。
 ・内部監査部門からの指摘が指示になるとまずい。
 ・内部監査部門は結果を見ているが、監査役は結果だけではなく、判断の物差しを見るようにしている。
 ・8月号P36の監査役会への批判については、どれも当たっており反論できない。

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No title

月刊監査役の記事について参考になったというが、どのような点が参考になったのか?学者の記事が多い傾向があります。

監査役の独立性についてはある一定の理解はしますが、経営者は経営学という総合的判断を迫られることが多いと思います。対して、監査役は、会社法に基づいた監査をすることのみが職責のような認識はよろしくないと思います。
監査はあくまで企業価値を最大化を図る必要があり、公法と私法の違いは否めないと思います。

基準がある法律よりも、判断基準のない経営の方が難しい判断を迫られると思いますので、その点に注意して監査されることが重要ではないでしょうか。

コメントに対し

確かに月刊監査役は大学教授の執筆が多いですね。
月刊監査役熟読部会で先輩監査役さんに日頃の取り組みをお聞きすると、必ずしも会社法の枠にとらわれて監査しておられるわけではなく、会社の健全で継続的な発展のために、ひたすら努力されておられるようです。
公式に株主総会で指摘するのは法律に抵触している場合かと思いますが、それ以前に懸念される事について率直に経営者と協議しておられます。
ご指摘のとおりであり、新米監査役としても心がけて行きたいと思います。

プロフィール

新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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