パンデミック

 夜に寒気がして目が覚める。朝体温を測ると37度1分。かっては38度の熱があっても会社に行ったものだが、新型インフルが流行してからはそうも行かず、休暇を取って病院に行くことにする。
 発熱センターに行くのかなー、と思って電話で聞くと、「マスクをして受付に来てください」と言われ、普通どおりの診察を受ける。
 6月くらいに発熱したら隔離されたようだが、あれは過剰反応だったのでしょうか。幸いにも普通の風邪と診断され、「風邪を治す薬はないので、症状を抑える薬を処方します。自分の治癒力で治すしかないので寝ているのが一番」との事で、家で静養することとしました。

 ところで、新型インフルエンザはもはやパンデミック(世界的大流行)の状況にあるという。
 (endemic(地域的流行)<epidemic(社会的流行)<pandemic(世界的大流行))
 日本で5000人以上が感染し、14人が死亡。世界では30万人近くが感染し3000人以上が死亡しているが、実態の感染者数は1000万人を超えている可能性が強いという。
 しかし、WHOは「今後2年間で20億人が感染する。」との見解を出している。実に三人に一人だ。
 日本では2000~4000万人が感染。致死率を0.1%と小さく見積もっても日本で2~4万人、世界で2000万人が死亡する。

 かって1918年から1919年にかけて全世界でスペインかぜ(インフルエンザ)が大流行し、2500万人(4000~5000万人という説もあり)が死亡した。
 対策としてワクチン投与があるが、残念ながら今年度の生産量は1800万人分しかなく、国民全体に投与する量を確保するために1年半かかるそうだ。
 海外で製造されたワクチンを買う方法もあるが、安全性の確認が困難だと言う。

 ワクチンは必ずしも万能ではなく、副作用もないとは言えない。そういった状況で新型インフルエンザ対策としてワクチンを打つか、ワクチンを打たずに感染リスクを受け入れるか、これはリスク対策として悩むところです。
 そもそもワクチンとは軽い感染症を発症させ、抗体を作らせるものだから、なかには重症に陥ったり副作用が出たりする可能性がある。
 かつて1976年に豚インフルエンザが流行し、アメリカでワクチンを投与した処、4500万人のうち500人がギランバレー症候群(手足に力が入らない運動障害)を引き起こし、それが原因でフォード大統領が落選したそうです。
 政府としては、まだ感染症が流行していない前にワクチンを打って副作用が出ると非難されますが、大流行した後では何故早急に対策しておかなかったのだ、と非難され、割に合わないとは思いますが、ワクチンを準備し、副作用の危険を告知した上で、国民全体に投与する機会を与えることは必要だと思います。

 と言っていても足りないものはしょうがない。
 あとは、自衛に務めることしかない。
・出来るだけ人ごみは避ける。
・どうしても人ごみに行かなければならないときは、ウィルス対策したマスクを着用する。
・手洗いとうがいを欠かさない。
・病原菌に負けないよう体力をつけ、休養を充分とる。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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