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監査役の覚悟2 不正の動機

企業が不正を働く動機は何かについて本を調べるがなかなか分からない。
よって、自分なりに整理してみることとする。

1.大きな利益を得たい
・禁酒法下でのマフィア
・鎖国時代の抜け荷
・輸入牛肉の国内牛肉との表示

2.業績を良く見せたい
・赤字だけれど株主に配当したい(自分も大株主)
・上場時審査や経営事項審査用に企業業績を良く見せたい
・子会社再編成や役員移動時期に親会社に良く見せたい
・不祥事を隠したい

3.利益を圧縮して税金を減らしたい
月刊監査役に「攻める監査役 粉飾決算事例」として熊本大学の千代田教授が書いておられますが、
・売上の不正計上(早期計上、架空計上、値引きの不計上、架空循環取引、未完成品・見引渡し品の計上)
・不良債権などのもみ消し、新規事業のリスク不参入、
・工事進行基準の不適正(期間操作、原価見積もり)
・在庫の不適正(架空在庫計上、在庫の過大評価)
・子会社操作(海外子会社向け売掛金の過大計上、棚卸資産の過大計上、売上値引きの未処理、連結範囲の不適正、子会社株式の評価)

4.外部からの圧力
・月刊監査役1月号P141「監査役情報 警察庁H22反社会的勢力被害防止のためのアンケート」によると、過去5年間に反社会的勢力からの不当要求を受けた経験のある企業は、14%であり、それらの企業の6割は年に1回以上の不当要求を受け、そのうち21.8%が要求を一部にせよ受け入れたそうです。

5.経営者個人の利益
・経営者の土地を高く買う
・経営者が別に経営している会社に高く請け負わせるor製品を安く売る
・第三者割当で有利に新株を発行する
・月刊監査役1月号に「ロシアのコーポレートガバナンス」を加藤志津子明治大学教授が、
「ロシアの国家企業を民営化する初期段階においては、企業経営者の多くは自分個人が早く豊かになろうと言う観点から、企業を縮小又は清算した方が良いと考えていた。」
と書かれていますが、そんな思いで経営された企業は堪りませんね。

などなどが不正を働きたい動機として考えられるのでしょうか。

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プロフィール

新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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