重不況の経済学-1

「重不況の経済学」向井文男著を読む 面白い

1章「沈み行く日本:構造改革と長期停滞」 2章「生産性とボーモル効果から見た経済成長」より、
・付加価値とはコストである。
・生産性を上げてコスト低減を図ると付加価値が下がる。
・コスト低減によって、それを上回る需要増大が創出できなければ、付加価値総額が下がる。
・グローバル化によって開発途上国と圧倒するために、人件費の圧縮を中心とするコスト削減に迫られた。
・しかしその努力によっても付加価値総額の成長に充分な販売数量が確保出来ない。
・逆に、賃金水準や雇用を落とす結果、国内の需要が縮小した。
・必要なのは新しい成長期製品の創出
・しかし、日本は高度成長期時代と同じく「生産性向上による成長」を志向する構造改革を選択
・結果として、この10年間でG7各国が一人当たりGDPを50~105%増加させたのに対し、日本は1.3%しか増えなかった。

確かに、がんばりすぎて自分の首を締めているのかもしれないですねー
採用や時間外を減らしたり、新しい技術を開発してコストを下げても、製品の利用価値が変らないのだったら、需要は伸びずにパイの取り合いに終わります。
アップルのiPADのように、既存の技術だけれど、新しい使い方を創出する事によって、新しい需要を生み出しています。
まさに、勝負に勝つ一番のコツは、いち早く誰もいない土俵に上って、競争しないうちに市場を席巻する事なのでしょう。
そのためにはイノベーションが求められています。
しかし、現在の位置に留まるためにも走り続けなければいけない現在において、新しいイノベーションを創出するためには、どうして行けばよいのでしょうか。
はてさて、3章以降に答えが書いてあるのでしょうか・・・・

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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