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きちんと開示して処分する この繰り返しが再発を防ぐ

日系ビジネス マネジメント2009.Vol7「経営の質と力量が問われる危機管理力」より

     トップの率先垂範がリスク低下の近道 高島屋社長 鈴木弘治

 私が言い続けているのは、ミスを出来るだけ早く見つけて、起きてしまったものについては絶対に隠さない。そして責任を明確にし、なぜ起こったかと言う原因を組織全体で正しく理解する事が、次の事故をなくす唯一の手段。
 全国18店舗で約7000社、約10万人が働いていればノーミスと言うわけには行かない。
 「鈴木社長になってから何件の事故を起こせば気が済むんだ」と責められるが、積極的に開示するようになったので件数が増えるのは致し方ない。
 従業員による横領などの不祥事が起こっても、今までは懲戒解雇などの社内的な処分はしていても、百貨店のブランドに傷が付くという理由でそれ以上は求めていなかったが、今は民事と刑事両方できちんと責任を取ってもらいます。
 周囲は「何もそこまでしなくても」、という顔で見ているが、事故が起きたらきちんと開示してきちんと処分すると言う繰り返ししかない。一番悪いのは隠すこと。
 何かが起きたときに隠さず開示することは、弱い気持ちとの戦い。従業員は社長を見ており、「社長はやっぱり表沙汰にしたくないなと思っている」と従業員が感じれば、いくら「オープンに」と言っても事故を矮小化しようとする。だからトップは常に起こったことはオープンにする姿勢を鮮明にしなければいけない。

 素晴らしい姿勢だ。内部統制はトップの姿勢如何だということがよく理解できる。トップの隠さないと言うぶれない姿勢が社員を動かし、自らを自律的にコントロールしていくようになるのだろう。

テーマ : ビジネス
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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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