失敗を活かすには

11月4日の日経に「やさしい経済学 組織学習理論への招待 失敗を活かすためには」として慶応大三橋平教授が書いておられる。

成功よりも失敗経験は学習を促進する。
各国のロケット打ち上げについて調べると、多くの失敗を経験した国ほど打ち上げに成功するが、成功した経験は成功確立を高めていない。
東レの炭素繊維のように、小さな失敗を積み重ねてやり続ける事が必要なのでしょうが、最近は一度の失敗ですぐに撤退するようです。

企業買収後の株価下落を多く経験した企業ほど、将来的には高評価を得る買収を行う傾向がある。
オリンパスは多く経験したのに、反省して問題点を明らかにしなかった事が失敗を拡げたのでしょう。

失敗が単純な原因でなく、複合的な原因によってもたらされた場合ほど、より学習する。
複合的原因から生じた事故なら、ヒューマンエラーとして処理されず、組織システムなどより深い分析に基づいた対処が施されるため。
担当者の首を切る事で済ますのではなく、失敗は飛躍のチャンスだと感謝して、次への飛躍につなげたいですね。
監査役としては、嫌がられても、将来の会社の発展のために、失敗にどう学んでいるかを見て行きたいものです。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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