「福島で起こっている本当のこと」

放射線医 中川恵一氏による「福島で起こっている本当のこと」を読んだ。

・1Fで指揮を執っていた吉田元所長が食道がんのため58歳の若さで亡くなった。
・福島県で27万人の子どもが甲状腺検査を受けたところ、33人がガンと認定され、手術を受けた。
・子どもの甲状腺ガンは年間100万人に1~2人とされてきたが、福島での頻度は大きく上回っている。

これは、3.11の事故による所為なのでしょうか。

アメリカで交通事故で亡くなった人の臓器を調べたところ、60歳以上の全員に甲状腺ガンがあったそうです。
韓国では、甲状腺ガンの検査を行うようになった結果、甲状腺ガンの発生数は急増し、手術は一年待ちだそうです。
60歳を超えたら全員甲状腺ガンを発病しているのに、それが原因で死ぬ人はほとんどいないのです。
しかし、ガンがあると分かったら心配になり、甲状腺の摘出手術をして、その後、一生、甲状腺ホルモンを飲み続けなければいけません。
放射線被爆によってガンが発生した場合、それが発見出来る大きさになるまでには、10年は掛かります。
つまり、3.11以前からあった、見つける必要のない甲状腺ガンを、検査の結果見つけてしまって、必要のない手術をした、という事にならないのでしょうか。
また、吉田所長がなくなった原因は、3.11ではなく、10年以上前から発病しておられた結果だと思われます。

次に放射線の量と時間についてです。
・100ミリシーベルト以上の放射線を一度に浴びるとガンの発生確率が上がるというデータがあります。
・しかし、ラムサール条約で有名なイランの温泉保有地ラムサールの年間被爆量は260ミリシーベルトですが、ガンが多いとは聞きません。
・これは人間の細胞が放射線被爆で劣化しても回復能力があるためであり、一時に大量の被爆をすると、回復が及ばずガンが発生すると思われます。
・ですから、ICRP(国際放射線防護委員会)でも、年間100ミリシーベルト以下では、健康に影響があるとは言えないとされています。

 しかし、技術的根拠もなく、一ミリシーベルト以下まで除染する、と政治的に決定されたため、帰宅できないエリアが膨大となり、除染費も天文学的な費用になっています。
 それなのに、除染してそれ以下になっても、0ミリシーベルでなければ怖いと安心出来ず、戻らない人が多いのが現状です。

 一刻も早く、科学的根拠を明確にして頂き、いたずらに心配をするのではなく、適切に怖がった上で、健全な社会を取り戻したいものです。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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