月刊監査役1月号 羅針盤 21世紀型資本主義の行方

月刊監査役1月号 羅針盤 21世紀型資本主義の行方 同志社大学大学院ビジネス研究科 浜矩子教授

浜教授は現在の資本主義社会の状況を喜劇と捉える。
サブプライムローンの証券化はリスクゼロだというトリックによって全世界から金を集め、実際にはそのリスクが現実化し、全世界を金融恐慌に陥れ、相手の首を絞めながら、同じ相手に助けを求めているようなとんでもないブラックユーモアの世界になっている。
カールマルクスは「目指すべきは一人一人の自由な展開が全員の自由な展開をもたらす共同体である。」と述べている。つまり「一人は皆のため、皆は一人のため」であり、手を差し伸べて欲しければ、まずこちらから手を差し伸べるのが道理と言うものだ。


全く同感です。
ジョンソン&ジョンソンの「我が信条」を目的とする会社が末永く繁栄する社会が、あるべき姿だとは思いますが、現状は短期的に利益を上げて市場から逃げようとする輩が跋扈している。
「経営改革と法化の流れ 久保田英明弁護士著」にあるように、「17世紀にヨーロッパで株式有限会社が創設されて以来、株式会社とは危険で詐欺的な存在と考えられていた」歴史が繰り返されている。
ただ、マルクス先生の理念は独裁主義者の便法に利用されるだけで、いずれの国においても実現していない。
かつて実質的に共産主義を実現しているのは日本社会だと言われた。
社長と社員の給料はあまり変らず、社員は終身雇用どころか親子代々その会社の社員であることを誇りとし、働かせて頂くことに感謝した。
社会の一員としても、「恥の文化」が生きており、利益よりも社会からの信用を重んじた。
そういった日本の素晴らしい文化を、今一度取り戻すことが、何よりも大切なのではないだろうか。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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