朝青龍と品格

2月4日に朝青龍が引退した。
憎まれながらも相撲界を賑沸かせた功績は大きいと思う。

「酔っていて覚えていない」「もう少し時間が欲しい」とまだまだがんばるつもりだったようだが、
「朝青龍は横綱の品格を著しく損なっている」「このままだと解雇になるぞ」と言われ、
「引退します」と言わされた。
「この道しかなかったんじゃないですか」
「どこかで仕方ないだろうと思う。でも挑戦したかった・・・記録に」
と、本人は悔しく、お父さんも
「息子は良い取り組みを見せ、たくさんの相撲ファンを喜ばせてきた。それなのに辞めろと言われ続け、とても困惑している」
と、日本の対応に納得がいかない。

「好き嫌いははっきりだからね。そういう所を持ち過ぎかも知れないけど。合わせることはできないから」
「いい人間、いい最高の人というよりも憎まれても『あの野郎!』とか言われた方が逆に引き締めて頑張る。朝青龍のやり方、大嫌い。でも相撲が強い。それぐらいが欲しい」
と、強いこと、勝つ事にこだわり続けた朝青龍に求めた品格とは一体何なのか

力士の髷を結う床山だった、日向端(ひなはた)さんは、朝青龍に「横綱の品格とは何か」と質問を受け、
「日本の国技だし、皆が注目して見ているから、よくないことはやっちゃいかん」と応え、
『それはどういうことですか?』
と繰り返し質問され、
「どこからが品があるとか、品格だとか、俺にも分からん」
と応えたと言う。

「皆様方が品格品格と言うけど、正直な気持ちは土俵に上がれば鬼になる気持ちはあるし、ここで精一杯相撲をとらなきゃという気持ち。今までにないタイプの人間なので、皆さんに迷惑かけたと思う」
と言う朝青龍は、品格とは何かについて一番悩み続けたのではないだろうか。

親方の選挙を見ても、相撲界に品格があるとはとても思えないし、彼に「品格とは何か」という定義も説明してあげれてないのではないだろうか。

「民主主義って言うけど、意外と社会主義かなと思う」
社会主義とは皆が平等な社会ではなく、レーニンやスターリンなどの独裁者が納める全体主義をイメージしたのかと思うが、相撲界のドンが闇の中で仕切っている構造にこそ、直すべき問題が潜んでいるのではないだろうか。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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