社外取締役の強制導入に異議あり

「独立役員として誰を指定すべきか」を執筆された別府氏にメールした所、次のメールを頂きました。
メール、ありがとうございました。
感想をお寄せいただいてうれしく思っております。
金融庁も、東証も、民主党も社外取締役さえ導入すればガバナンスが向上すると思い込んでいるようです。
その反動で、監査役制度の正しい理解とてこ入れには力が入っていません。
現役の監査役の方が意見を戦わして、次々と建白してもらいたいと願っています。
監査役協会も、残念ながらまだ及び腰です。

「新米監査役のつぶやき」を楽しく、拝見しました。主張と思いを発信されていることに、敬意を表します。
どうか、何時までも続けてください。
(追伸)メールのお礼に、最近書いた本【経営を監視する監査役】と昨年4月の寄稿を別送します。ご笑覧ください。


平成21年4月の月刊監査役に寄稿された「社外取締役の強制導入に異議あり」を私なりに超要約すると、
・CEOは社外取締役に経営上の助言と取締役会の緊張感を期待しており、経営の監視・監督機能は期待していない。
・社外監査役には社外の目としての監視・監督機能を期待している。
・監査役には議決権も人事権もないと言われるが、日本の風土では意見を表明するだけで十分な効果が期待出来る。
・今の制度にプラスして社外取締役を強制することは、責任が不明確になり、かえって形骸化するリスクがある。
・大切なのは監査役(会)が自らの役割を深く認識し、真に機能させることである。
・この日本型ガバナンスの良さを国内外にアピールし理解頂いた上で、議論していくべき。

ご意見は正鵠を得ていると思いますが、残念ながら状況は強制導入に向けて外堀が埋められつつあるように見えます。
新米監査役として、役割を深く認識し適切に機能させると共に、私なりにあるべき姿を考えて行きたいと思います。

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新米監査役

Author:新米監査役
常勤監査役を7年間勤めさせて頂きましたが、平成28年6月の株主総会で退任しました。
監査役として悩み検討したことを「監査役の覚悟」を7人の共著で出版させて頂き、感謝しております。
なお、現在は某社の非常勤社外取締役と某校の非常勤監事を務めており、経営のあり方について考える立場にある事、「監査役の覚悟」で「新米監査役のつぶやき」管理人と自己紹介している事から、このブログを継続させて頂きます。
ブレーキはより速く走るためにある、とシュンペーターが言ったように、企業の永続的発展のために、監査・監督について、今後も考えていきたいと思います。
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。

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